- ご報告
- 2024/1/18
新年炊き出しを行いました。
1月3日(水)、お正月恒例の新年炊き出しを北九州市小倉北区・勝山公園で行いました。朝方から降ったりやんだりの天候。久しぶりに大テント、中テント、小テントを自立支援センター倉庫から引っ張り出し、みんなで力を合わせて設営しました。
奥田理事長は能登半島地震などを受けて「大切なものを失った人たちがいる。その悲しみを分かち合いたい。この活動の一番大事なのは人のいたみが分かるか、ということ。抱樸の活動は、今苦しんでいるひとりとの出会いから始まる。等身大でその悲しみを分かち合う。そのひとりとの出会いがなければ、この活動は成立しない」とあいさつ。参加者みんなで路上にたおれた方々だけでなく、災害や戦火で命をおとした方々、そのただなかにある方々を思い、黙とうしました。
続いてテントの中の追悼台に参加者ひとりひとり献花し、静かに手を合わせました。
お弁当をみんなでいただいた後は、子ども越冬隊のぜんざい、書き初めなども楽しみました。
最後は谷本仰さん率いるゴーイングホームトリオが登場。アンコールでは、踊りの輪もできて、2024年のスタートをにぎやかに切ることができました。
ライブ中、谷本さんの呼びかけに応え、50,627円のカンパをお寄せいただきました。心より感謝申し上げます。
この日、会場に集った方はボランティアのみなさんもあわせて総勢170人でした。夕刻、新年炊き出し会場から戸畑・八幡方面、下関方面へパトロールも行い、計11人の方へお弁当をお届けしました。
2024年も抱樸・ボランティア活動を一緒に盛り上げてくださいますよう、よろしくお願いいたします。